2022年度 小学校外国語教育コーディネーター養成講座
- 講師(順不同、敬称略)
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- バード・アントニヤ・レイチェル
- 髙橋 明浩
小学校外国語教育コーディネーター養成講座
2020年度の学習指導要領では小学校の外国語教育の早期化(3・4年生)、教科化(5・6年生)が全面実施となりました。
当協会では北上市内全17校の小学校で同じような外国語教育環境を得ることが出来るよう、外国語教育に対応できるコーディネーターの養成講座を実施しています。
講座内容
2022年度(令和4年度)も前年に引き続き実践講座として、前述の3小学校のうち、2小学校(黒岩小学校、口内小学校)からは4月の1学期から3学期まで、毎週の授業のサポート依頼を受けたため、コーディネーターを派遣しました。
座学講座では、江釣子中学校の髙橋明浩先生を講師に迎え、小学校と中学校の英語教育の連携のあり方について講義を受けました。英語教育の現状と課題について話し合いを行い、小学校での英語教育について、特に6年生は中学に入る前に、どこまでを学習しておいてほしいかについて中学側からの要望を受ました。特に、ローマ字については、小学校では国語の授業の中で日本式(訓令式)を先に学習するため、ヘボン式と訓令式との違いをしっかりわかっている生徒が少ないため、中学校に行ってからも自分の名前を書く時に、ヘボン式ではなく訓令式を書く生徒がかなりいるということが分かりました。
また、実際に江釣子中学校の1年生のクラスを訪問し英語の授業参観をさせていただきました。授業参観後には江釣子小学校の英語専科教員の小田島 大先生も一緒にミーティングに加わり、中学1年生の授業のあり方や、小学校の英語の授業でやっておくべきことなどについて、情報交換をおこないました。
講師
このプログラムを進行するにあたり、下記のみなさま方に深く感謝いたします。